目次
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ー 愛子さまが好きなテクニカルなプレー
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ー サッカー初観戦は生後6か月のW杯
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ー 愛子さまと同い年の選手が躍動

 天皇、皇后両陛下と愛子さまは5月2日から栃木県・御料牧場での静養に入られた。

「4月に日本赤十字社に就職された愛子さまにとって、初めての休暇となります。ご一家はコロナ禍前までは、この時季に御料牧場で静養されることが多かったですから、なじみの場所でゆっくりと羽を伸ばされたことでしょう。御料牧場では皇室の方々が召し上がるためのお肉や野菜が生産されていて、先日行われた春の園遊会でも軽食として牧場で作られたハムやチーズが提供されました」(皇室ジャーナリスト)

愛子さまが好きなテクニカルなプレー

'14年8月、両陛下とご一緒にインターハイ女子サッカーをご観戦。生の試合をご覧になるのはこれが初めて
'14年8月、両陛下とご一緒にインターハイ女子サッカーをご観戦。生の試合をご覧になるのはこれが初めて

 今年の春の園遊会には愛子さまが初めて出席し、招待者と楽しげに言葉を交わされた。出席者の中には、俳優の北大路欣也氏や、日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏の姿も。

 川淵氏は愛子さまとの交流についてこう振り返る。

愛子さまサッカーがとてもお好きだとおっしゃっていて、驚きました。特にテクニカルなプレーがお好みのようで、ロシアで開催されたワールドカップもご覧になられたそう」

 愛子さまは幼少期から、さまざまなスポーツをたしなまれてきた。『皇室の窓』(テレビ東京系)で放送作家を務めるつげのり子さんは、愛子さまとスポーツにまつわる印象的なエピソードについて、こう振り返る。

「スケートの先生から聞いた愛子さまが小学生のときのエピソードです。愛子さまは4歳からスケートを習われていて、練習のときにリレーで競うのをいつも楽しみにされていたんだとか。愛子さまを含めて10人くらいの生徒が2チームに分かれてリレーをしていたようで、愛子さまはチームメートにいつも“がんばれ!”と熱い声援を送られていたそうです」

 負けず嫌いな一面は、学習院初等科時代の運動会でも垣間見えたという。

愛子さまは初等科2年生のとき、代表選手としてリレーに出場されました。愛子さまはバトンを受け取って全力疾走。“絶対勝つ”という思いが伝わってきました。チームが逆転勝利した際、愛子さまはガッツポーズをされていました。諦めずに力を尽くせば、いい結果が望めるということを、スポーツを通じて体験的に学ばれたのだと思います」(つげさん、以下同)