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ー 2021年から高騰するコーヒー豆相場
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ー 小泉今日子主演ドラマにも出演へ

 

 2018年3月に、国の指定難病『特発性大腿骨頭壊死症』の治療に専念するため、所属事務所を退社して無期限の芸能活動休止を発表した坂口憲二。2023年4月クールに放送されたドラマ『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)で9年ぶりのドラマ出演を果たし、大きな話題を呼んだ。

 さらに、6月13日発売の『女性セブン』で、俳優業への“本格復帰”が報じられた。

「7月から映画『キングダム』の第5弾から第7弾の撮影が始まるそうですが、これに坂口さんも出演するんだとか。『教場0』出演が、本格復帰の後押しとなったといいます」(スポーツ紙記者)

 一方、坂口は新たな仕事も軌道に乗せており、

コーヒー焙煎士として2019年にコーヒーショップをオープンして、現在は関東に3店舗を構えています。坂口さんは各店舗に月に1回ほど足を運んでいるそうですが、店頭で接客をするのではなく、荷物を置きにくる程度。普段から忙しくしているのでしょう」(飲食業関係者)

 しかし、コーヒー豆相場が上昇しており、業界全体が苦境に立たされているという。

2021年から高騰するコーヒー豆相場

 20年以上コーヒーに関する業務に携わっているアラブ珈琲株式会社の西埜元成さんに、その要因を聞いた。

コーヒー豆相場は、2021年1月から上がり続けています。初めは、天候不順で生産量が減る懸念から相場が上昇しました。さらに、コロナウイルスの影響で輸送に使うコンテナの消毒が必要になったり、コロナが流行している国を経由するのを避けるようになったりして、流通が滞ったのも一因です」

 また、コーヒー豆の肥料はウクライナやロシアに一部依存しており、

「2022年のロシアによるウクライナ侵攻によって、生産コストも上昇。最近では、アフリカからコーヒー豆を船で輸送する際に通る『紅海』で、イスラム組織ハマスとの連携を掲げるイエメンの反政府勢力フーシ派にその船が襲われるため、別ルートへの迂回が必要になり輸送費も上がって到着も遅れる問題が起きています」(西埜さん、以下同)