
地元局『スポーツネット・ロサンゼルス』が公式Xで公開した、チームメイトのムーキー・ベッツ(32)のインタビュー動画が波紋を呼んでいる。キャンプイン当日にクラブハウスで取材に応じたスター選手は、投手復帰する大谷について「楽しみですか?」と問われると、
「いや、ノーだね」と答えたのだ。続けて、
「ショウヘイが“ショウヘイの仕事をする”のはわかっているけど、僕にもやらなくてはならない仕事がある。それは僕にとってもハードなことで、他の選手がやることにエネルギーを使ってられない。僕は自分のやるべきことをするよ」
“大谷の質問”を向けられて、明らかにイラだった表情を見せたベッツ。昨年にも同様の光景を見せていた。
「毎日、毎日、ショウヘイだよ」
2024年5月、アメリカ出身の野球インフルエンサー『bat boys baseball』が投稿した、インスタグラム動画に登場したベッツ。球場には連日、日本からメディアが押し寄せていることから「大谷のことはどれくらい聞かれるんだい?」と尋ねられると、
「every day……every day. 最初はもう、結構毎日だったよ。そのうちにコメントをするのをやめたんだ。もしも誰かにショウヘイのことを聞かれたとしても、コメントはしないよ」
やはり、うんざりした様子で、日本メディアに対する“取材拒否”の姿勢を示したのだった。
「誰しもが真似できない“二刀流”をやってのける、MLBで2年連続でMVPに輝いた大谷投手は世界に誇れる日本人の1人。政治経済を含めて暗いニュースばかりの国内で、彼のプレーは視聴者を元気にする、明るい話題になるのは間違いないところ。
ですが、何事にもは節度は必要です(苦笑)。過剰な取材と報道は逆に視聴者の反感を買い、結果的に大谷本人、そしてチームメイトにも迷惑をかけかねない。昨年はテレビの行き過ぎた取材による“出禁”騒動もありましたしね」(前出・元プロデューサー)
今年は“大谷ハラスメント”がネットを賑わせないことを願いたい。