閉店期間中の具体的な施策

『すき家』は今回の事案をどう受け止めているか。広報担当者に問い合わせてみると、

「3月28日、『すき家』昭島駅南店でお客様に提供した商品に異物(害虫)が混入していたことが判明し、HPへリリースを掲載させていただきました。1月に別の店舗においても異物混入が発生していたにも関わらず、このような事態を招いてしまったことを大変重く受け止めております」

 と回答があった。

ネット上で拡散されている『すき家』の店内でピッチャーの水を直飲みする女性
ネット上で拡散されている『すき家』の店内でピッチャーの水を直飲みする女性
【写真】「汚い」「洗ったのかな…」『すき家』店内の水ピッチャーを“直飲み”する女性

 閉店期間中の清掃作業や衛生面の対策については、

「一時閉店の期間中、店舗では従業員による緊急的な清掃や、建物のひびなどの侵入経路を塞ぐ対応を実施いたします。また、専門の駆除会社様による施工が必要と判断した店舗に対しては、追加で施工を行います。お客様に安心して来店していただけるよう、従業員一同、精一杯努めております。

 当社グループの他のブランドにおいても、衛生管理や店舗運営体制の更なる強化を行ってまいります。お客様に安心してご利用いただける店舗環境の整備を実施してまいります」(前出・広報担当者)

 顧客の信頼回復のためにも、安心安全な店舗環境を整えてもらいたい。