しかし、4月13日の開幕当初はこれが“全くの別物”だったとも。騒動を注視するネットニュースメディア編集者によると、
「メディア取材時には、ジャムなどはカラフルな器に盛り付けられ、ケーキにもクリームやフルーツを乗せる一手間が加えられて華やかな印象。肝心の紅茶もティーカップセットで提供されていたんです」
ところが日が経つにつれて徐々にジャムは瓶、クリームはカップのまま提供され、メニューで二つだったはずのスコーンも一つ減り、ケーキもまるで“冷凍ケーキ”を解凍したままの状態になるなど“グレードダウン”。
快適な時間を過ごしていただけるよう
「レストランでの人手不足なのか、はたまた予想外の人気ぶりに材料が間に合わなくなっているのか、開幕から2週間で当初とは“全くの別物”になった感は否めません。
これが“本場”スタイルと言われればそれまで。来場者も満足しているのなら文句は出ないのでしょうが、少なくとも当初のアフタヌーンティーを期待したお客さんにしてみればガッカリメニューと言われても仕方なく…」
冒頭の動画メッセージでは【英国パビリオンでみなさまから寄せられる声を大切にし、より快適な時間を過ごしていただけるよう取り組んでいきます】と述べ、“紙コップ”スタイルではない同メニューを優雅に楽しんだデービッドソン氏。
同氏の“指導”ですぐに改善されたのだろう。現在はティーカップはもちろん、フレンチプレスまで用意されるなど、むしろメディア取材時よりも“グレードアップ”して提供されているアフタヌーンティー。来場者の期待を裏切らない、“全くの別物”感を味わえるクオリティーの“万博メシ”になったようで。