イメージと現実のギャップ

お笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美(太田プロダクション公式サイトより)
お笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美(太田プロダクション公式サイトより)
【写真】「二の腕注意報!!」結婚式の様子をアップしたハナイチゴの関谷

本来、優先席は高齢者、からだの不自由な方、妊婦など配慮が必要な人々のために設けられた席です。しかし、現代社会では個人の権利意識が高まる一方で、他者への配慮や意識が希薄化している傾向があります。

 さらに電車内では多くの人がスマホに集中し、周囲への意識が低下している現状もあり、混雑した車内で小さなマークを積極的に探そうとする人は少ないのが実情です」(全国紙記者)

 同ブログ内で、「さすがに妊娠後期になるとお腹も重くなってきて、電車移動がしんどいなぁと思うこともあるので、毎回の電車やバス移動が憂鬱になってしまいます。あわよくば優先席空けといて欲しいなぁ〜と思う今日この頃です泣」と締めくくり、優先席の意義を再確認してほしいという願いを感じる。

 賛否を経て8日、「『マタニティマーク』を『印籠』という風に表現したのもふさわしくなかったと反省しています」とブログを更新し、イメージと現実のギャップにモヤモヤしたと綴った。今回の関谷の嘆きをきっかけに、お互いを思いやる社会について考える機会になることが期待される。