制作側の意図

 また、2018年に嵐の二宮和也が主演を務めた『ブラックペアン』(TBS系)は、2024年に『ブラックペアン2』(TBS系)が放送されるほどの好評を博した。さらに2021年には、鈴木亮平主演で映画化もされた大人気ドラマ『TOKYO MER』(TBS系)を放送。そして2023年には、妻夫木聡が『Get Ready!』(TBS系)で天才執刀医役を務めた。

真田広之や武田真治に似てると指摘された松本潤のインスタライブ(本人インスタグラムより)
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 日曜劇場だけでなく、ほかの放送局でも医療ドラマは人気のため、今回の報道にも、

《医療ドラマ多すぎるでしょ》

《松潤は楽しみだけど、医者モノはもう飽きちゃったよ》

《また医療ドラマなの……》

 と、冷めた意見も多く寄せられている。

もちろん、制作側もマンネリ化を避けるため、これまでの日曜劇場の医療ドラマは『サマーレスキュー』が山岳救助隊、『TOKYO MER』が救命医療チームの物語など、一般的な医者とは異なる分野を扱ってきました。また、『ブラックペアン』は天才ながらも傲慢で銭ゲバな医者、『Get Ready!』も高額な報酬と引き換えに手段を選ばず医療をおこなう正体不明の闇医者と、少し癖のある医療ドラマが多かった印象です」(前出・テレビ局関係者)

 今回の松本のドラマには原作があるようで、患者に寄り添う医者が主役の人間味あふれる作品のようだ。数多くの医療ドラマが放送される中、初の医者役を演じる松本は視聴者の心を掴むことができるか――。