私生活では好みに変化
一方、私生活でのお召し物には、好みのデザインに変化があったようだ。
「幼少期の愛子さまはワンピースをよく着用されていました。デザインは甘めなものが多く、良家のお嬢様の定番スタイルといった印象でした。フェミニンなデザインを好まれていた幼少期から一転、20代になられてからはカジュアルなスタイルを好むようになられたようです。'23年9月、愛子さまはお忍びで『東京ドームシティ』を訪れデートを楽しまれたことがありました。この時の装いは、ユニクロの小花柄ブラウスにデニムとスニーカーを合わせたカジュアルルック。今はさっぱりとしたスタイルがお好みのようです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)
そして、愛子さまのファッションと言えば、両陛下とのリンクコーデを思い浮かべる人も多いだろう。
「今年1月、国立西洋美術館で行われていたモネ展をご一家でご覧になった際、陛下はネクタイ、雅子さまはセットアップ、愛子さまはインナーにお揃いの赤を取り入れられていました。このように、ご一家はお揃いでお出ましになる際、色を統一させたリンクコーデをなさるのが定番になっているのです」
このリンクコーデが始まったのは10年以上前のことだと、前出のつげさんは話す。

「ご一家のリンクコーデが始まったのは、'14年、愛子さまの学習院初等科の卒業式からだと記憶しています。愛子さまの制服の赤いスカーフに合わせた色のネクタイを陛下が身に着けておられました。ご一家で紺、白、赤の3色で統一されていて、一体感があったのを覚えています。ご家族そろってのお出ましの際には、何を着ていくか3人で話し合われているのではないでしょうか」
単独での公務、ご一家での公務、そしてプライベートの場。愛子さまはそれぞれの場面でのファッションに、こだわりと相手への思いやりをお持ちなのだろう。そんな愛子さまの装いに今後も注目したい。