「まさかこれだけの時間がたって、こういうコンサートが開けるなんて、思ってもみなかったです。あのころの自分が知ったらどう思うでしょうね(笑い)」

20150811 shimai (1)

 '80年代、ドラマ『スケバン刑事』の"風間三姉妹"として一世を風靡した浅香唯(45)、大西結花(47)、中村由真(45)が、27年ぶりに姉妹として復活。『唯・結花・由真 三姉妹コンサート』を都内で開催した。そこで、コンサートを終えたばかりの長女・大西に直撃インタビュー。3姉妹としてファンの前に立った気持ちなどを聞いてきました!

「こういうコンサートを開くことができて私たちもびっくりしているけど、ファンの人たちも驚いているんじゃないかな、って。夢の夢ですよ。あのドラマで3人出会って友達になって、プライベートでもずっと仲よくしていて。毎年3人で会っていますけど、昔よりももっと家族的になって……。こんないい関係を続けてこられたから、今回のコンサートも実現できたのだと思います」

 ファンたちもすごく喜んでいて、みなさんタイムスリップしていたみたい。ステージからの景色はどうだった?

「実は3人で話していたんですけど、なるべく客席を見ないようにしていたんです。だって、客席のみなさんが、本当にうれしそうな顔をしてくださっているのを見ていると、こちらもウルウルきちゃうんですよ(笑い)。そうなったら歌えなくなっちゃうので、客席全体を見渡すような感じにしていました。ダメですよね、年をとると涙腺がすぐゆるんじゃって。涙が出始めたら止まらないんですよ(笑い)」

 これをきっかけに、また3人で何かをやろうなんて思わなかった?

「そうですね……。コンサートの前は、"今回は歌だから、次はスクリーンかな"とか話していたんですけど(笑い)。ステージに立ったあとの感想としては、みんなが喜んでくれて楽しんでくれるなら、どんな形でもまたできたらな、と思っています」