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ー 即完売で謝罪の事態に
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ー 「ポケモンと同等」

《ハッピーセット「マインクラフト ザ・ムービー」「ちいかわ」は、お客様から大変ご好評いただいており、予想を大幅に上回る売れ行きとなっております。

 5月16日から販売開始した第1弾に関しましては、多くの店舗で販売を終了いたしました》

 マクドナルドが5月18日、人気キャラクター「ちいかわ」のハッピーセット第1弾がたった3日で早期終了したことを発表した。Xでは「早期終了」「第2弾販売」「ハンバーガー大量廃棄」がトレンド入り。

即完売で謝罪の事態に

 ちいかわのハッピーセット限定おもちゃを求めて、多くの人がマクドナルドに来店。店内ではテイクアウトの袋が大量に並び、おもちゃ目当てで食べ残されたハンバーガーやポテトを店員が廃棄する動画や画像がSNS上で拡散され、物議を醸した。

 第2弾も即完売となり《5月30日から予定しておりました第3弾(第1弾ならびに第2弾で販売したおもちゃの再発売)についても、『ちいかわ』の販売はございません》(マクドナルドHPより)と、謝罪する事態に。

 大人もハマるなど社会現象化しているちいかわブームについて、児童向け雑誌『ね~ね~』で長年キャラクター本の編集に携わってきた編集者・斉藤正次さんに聞いた。

ちいかわは作者・ナガノさんが『こういうふうになって暮らしたい』と想像したことからSNS発で生まれました。そのため、ナガノさんの作家性が強く出ている人間味あふれるキャラクターです。

 危ない生き物に襲われたり、特に理由もなくつらいことや悲しいことが起こり、労働もしなくてはいけない世界で健気に生きる『ちいかわ』は大人にこそ響くキャラクターだと思います」