美肌を叶えるのは内側の自己再生力

 もう1つ忘れてならないのは、内側からの美肌づくり。

栄養バランスのよい食事、十分な睡眠は欠かせません。また、肌は心身のバロメーターでメンタルも大きく影響します。リラックスできる時間が心身の健康につながって、肌も美しくなるのです

 リラックス法のおすすめは、海外でも注目が高まっている“森林浴”。

森林の中で過ごすと心身のバランスが調整され、免疫力アップ効果もあることが、科学的に実証されています

 肌の調子がよくないと、そればかり気にしてしまいがちだが、まずは心身全体を健やかに保つことが大切なのだ。

美肌への確かな道は、過剰なケアを控え“今の自分の肌力を信じて守ること”。今より急激に若返ることは難しくても、“今のよい状態”を大切にすれば、10年先も若さを維持できますよ

スキンケア用品は効き目より使用感で選ぶべき!?

医薬品……病気の診断や治療、予防を目的とした薬。厚生労働省により配合された有効成分の効果が認められている。

医薬部外品……厚生労働省が認可した有効成分が一定の濃度で配合されている製品。治療用の医薬品より効果が穏やか。

化粧品……“肌を健やかに保つ”という目的で作られた製品。効果効能をパッケージに表記することはできない。

 一般的なスキンケア用品は、薬機法により3つに分類。

“薬”である医薬品を除き、化粧品はもちろん、有効成分が配合されている医薬部外品も治療を目的としたものではありません。いずれも効果は穏やか。主な役割は肌を健やかに保つことです。ですから、スキンケア用品は心地よさを基準に選ぶのもよい方法です