木村拓哉が主演を務める人気ドラマシリーズ「教場」(フジテレビ系)が、2026年に映画化されることが正式に発表された。
「教場」は、作家・長岡弘樹の同名小説を原作に、警察学校を舞台に、木村演じる鬼教官・風間公親と生徒たちの対峙が重厚な演出で描かれてきた。
高視聴率をマークする教場
これまでに2020年と2021年に新春スペシャルとして「教場」「教場2」が放送され、いずれも高視聴率をマーク。2023年には風間の過去に迫る連続ドラマ「風間公親‐教場0‐」がオンエアされ、木村にとって「HERO」以来の月9主演作としても話題を呼んだものだった。
「当初、続編はドラマ終了後の2024年春に、“SPドラマ版”として予定されていましたが、フジテレビの定例社長会見では『スケジュールの都合』によって延期されたことが説明されています。今回、ドラマではなく映画版として再始動することとなったことで、改めてフジのスポンサー離れが影響していたのでは、との憶測が聞かれます」(スポーツ紙記者)
かねてより続編を望んでいたファンから歓喜の声が聞かれる一方で、ネット上は出演者の予想合戦で盛り上がっている。
「これまで『教場』には赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、白石麻衣といった実力派俳優が出演していますが、シリーズを通じて大きな話題を呼んできたのが旧ジャニーズのタレントたちでした。特にSnow Man・目黒蓮、なにわ男子・西畑大吾は同作での演技力が評価されたことがその後の飛躍に繋がっています。そのため、今回の映画版においても“旧ジャニーズタレントの出演はあるのか”とさや当てが始まり、『黒髪』『短髪』が“教場出演フラグ”となっているようです」(テレビ誌記者)
中でも話題となっているのが、timeleszの佐藤勝利だ。今春、これまでの柔らかい髪型をバッサリとカットし、黒の短髪スタイルに激変したことでファンの間に衝撃が走った。

「ほかにも、KEY TO LIT・猪狩蒼弥、Aぇ! Group・小島健、WEST.・藤井流星なども同時期に短髪になっており、各グループのファンたちがそわそわとした様子を見せています。旧ジャニーズタレントの中には、グループ活動にとどまらず、俳優路線を志向する者も増えています。ネットの盛り上がりを見るにつけ、『教場』はその“登竜門”として機能しつつあります」(スポーツ紙記者)
果たして2026年、「教場」映画版のスクリーンに立つのは誰なのか――。旧ジャニーズタレントたちの“突然のイメチェン”の真相が明かされる日は、そう遠くはなさそうだ。