目次
Page 1
ー “譲れない”部分は本音で話す
Page 2
ー 主題歌はファンタ「幸せで、すごく贅沢」
Page 3
ー 28歳の心境と今後の理想像

「オファーを頂く前から原作の韓国ドラマは見ていて。(韓国版)主演のチ・チャンウクさんとも個人的に交流があって、役をやらせていただけることはすごくご縁を感じましたし、光栄でした。

 リスペクトを込め、チャンウクさんに“原作に忠実になるように頑張りたいです”と言ったら、“そこは気にしなくていいよ。八木くんの演技で特別な作品にしてほしい。頑張ってね”と言ってくださって。僕の色を出していけたらと思いました」

 と話すのは、八木勇征。放送中のドラマ『あやしいパートナー』で立石春斗を演じている。

「最初は“最悪な検事”と言われるくらい、高圧的な取り調べなどもして。誰も勝てないオーラと強さを出したいと思ってやっていました」

“譲れない”部分は本音で話す

 バスで宮下さくら(齊藤京子)に痴漢に間違われるもその後、さくらと浮気した恋人との修羅場に遭遇。思わず助け舟を出したことで、泥酔したさくらを自宅に一晩泊めてしまう。数日後、春斗の元にやってきた司法修習生はさくら。上司と部下となるも、さくらは元恋人の殺人容疑をかけられ、逮捕されてしまう。

「さくらと再会してからも正義感の強さは変わりませんが、春斗の不器用で可愛らしい部分など、どんどん人間味があふれていく。最初のころとのギャップはすごく大切にしました」

 検事としての未来をなげうって、さくらの無実を証明するなど、春斗のカッコよさにはキュンが止まらない。

「あははは。本当ですか? よかったです。春斗は自分の信念を曲げず、いい意味での頑固さがあって魅力的だと思います。

 僕自身は、基本的にはあまり主張をしないほうなんですが、でも“ここはちょっと譲れない”と思ったら隠さず言います。例えば?自分に頂いた仕事の依頼はたとえ少し無理することになっても、妥協せずに誠心誠意やりたいです」