“おすすめ”の楽曲紹介

 7月から始まるミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学vs氷帝に出演する潮見洸太は、アルバムの中でもお気に入りの楽曲があるそうで、

「『Curtain Call』が好きで、ライブ感が強い曲なんです。ライブでは、まさに『Curtain Call』という名前にふさわしい最後の締めの曲になっています。

 僕自身、芸能活動を続けてきて、多くの挫折や失敗を味わってきましたが、みなさんにも普段の生活でそうした経験をしたことがあると思います。『Curtain Call』にはそうした苦い経験を跳ねのけてくれるような、パワーがある印象です。特にサビには注目して聞いてもらいたいですね」

 同グループはライブ中の芝居パートの台本やレコーディングのディレクションなど、自分たちで役割を分担し、“できることは自分たちでやる”スタイル。グループ最年少でSNSやダンスの振り付け指導をする琉翔は思い入れのある1曲を紹介してくれた。

「『Villains In The Mirror』です。この曲は、僕たちの活動が始まった曲でもあり、1番最初に収録した曲なんです。振り付けがついたのもこの曲が初めて。わからないことだらけだったのですが、“『真夜中のサーカス』で頑張ろう”と覚悟を決めた曲でもあるので、一番思い入れがありますね。

 歌が上手だったり、お芝居が上手だったり、自分を表現することが得意な人たちが集まった『真夜中のサーカス』で、自分のパフォーマンスの質や表現の幅をもっと広げていきたいと思います」

 グループの団長を務める高士幸也は『真夜中のサーカス』を“生命線のような存在”だと語る。

「僕らは全員がお芝居をメインとして活動していますが、そんな中で“アーティスト活動”というジャンルが180度違う、本当に同じエンタメとは思えないほど違う場所で5人で戦っています。

 あえて自分たちの畑じゃない場所で戦うことで、いろいろな発見や成長、新しい出会いなど、この活動を通して得られるものをまた自分たちが大好きなお芝居に還元して、役者としてもエンターテイナーとしても生きていける。僕はこの『真夜中のサーカス』をそんな“生命線のような存在”にしていきたいと思っています」