《教師が犯人なら生徒は逃げようがないよね、恐ろしすぎる》
愛知県名古屋市と神奈川県横浜市の小学校の教員2名が女子児童を盗撮し、画像などをSNS上のグループで共有したとして逮捕された。
SNSグループで児童の盗撮写真を共有
「このグループでは約70点の画像や動画が共有されていたとのこと。画像は女子児童が着替えをしている様子や校内、校外学習等で撮影されたものがあったそうです。
グループは名古屋市の教員が開設・管理しており、逮捕された2名を含む小学校や中学校の教員10名ほどが参加していました。こうした画像や動画について“いいですね”などと評価し合っていたそうです」(全国紙社会部記者)
共有されたものの中には女子児童のショートパンツの中の下着を盗撮したものなどがあったという。教員たちの卑劣極まりない行動にネット上では
《本気でどうかしてる!法改正を早急にしてくれ!》
《ロリコンだから教師になったのか教師やっているうちに目覚めたのかどちらにせよ気持ち悪いし、最低》
《仲間で共有し合ってたのが世も末すぎて。せめて単独犯であってほしかったわ》
など、批判の声が多く上がった。この事件を受け、6月26日、逮捕された2名の教員が務める名古屋市と横浜市の小学校がそれぞれ保護者説明会を開くことに。
「名古屋市では3時間以上の時間を要したそうです。校長によると“このままでは安心して学校に通わせられないという意見がたくさんあった"とのこと。今後、着替えが必要な体育の授業を中止にするそうです。
横浜市の説明会は2時間にわたり開かれ、300人を超える保護者が出席。こちらも名古屋市と同様に“子どもが安心して学校生活を送れるのか"など、学校を疑問視する意見が多く投げかけられました」(前出・全国紙社会部記者)
本事件において、被害を受けた女子児童は公表されていないが、《親の不満は当然理解できるけど学校側も誰が写ってるか言えませんは対応としては仕方ないと思ってしまう》と、学校側の対応に理解を示す人も。
「性被害画像をネット上などで拡散された場合、消すことはほぼ不可能だと言っていいです。保護者にとっては自分の子どもが被害にあっているかすらもわからない状況。どこに怒りをぶつけていいのか、やるせないでしょうし、不安は拭えないと思います」(前出・全国紙社会部記者、以下同)
公表されていないことはほかにも。
「実はグループに参加していたほかの教員たちの名前や顔も明らかになっていないんです。これでは、全国のどの学校のどの生徒が盗撮されているかわかりません。
この事件は小中学校に通わせるお子さんを持つ全国の保護者たちを不安に貶めているといっても過言ではないですし、教員への不信感を募らせることも十分に考えられます。もちろん、“教員”と一括りにすることもいかがなものかと思いますが、そうした感情を抱くのも無理はないでしょう」
教員の信用問題に関わる本件。安心して子どもを通わせられる環境作りを徹底してもらいたい。