3位は33票で西島秀俊(54)。1993年のドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)で大ブレイクするも、事務所の移籍でメジャー作品から離れた時期があった。2002年に北野武監督映画『Dolls』に抜擢され、以後、『MOZU』(TBS系)の主役、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、映画『ドライブ・マイ・カー』などで活躍。

「結婚したときはしばらくロスしちゃいました」(青森県・71歳)という声には、山田さんも「まさに!」と共感。2014年の結婚発表では“西島ロス”が流行語になったほどで、山田さんも「ロスといえば西島さんが浮かびます」と振り返る。

 また、「『あすなろ白書』のころから好きだった」(静岡県・70歳)、「昔から好き。若いころから素敵だが、最近は大人の余裕が加わってさらに素敵に」(大阪府・59歳)などの声も。

「長くイケメンとして君臨されている方だとよくわかりますね。もうみんなの元カレ(笑)」

 また転機となった映画『Dolls』も思い出深いという山田さん。

「とてもきれいな映像で、そこから一気にお仕事も増えて。以前、西島さんが北野武さんにすごく感謝していて、作品には二つ返事で出るとおっしゃっていたんですが、おとこ気あふれるお人柄も含めて、私も大好きな俳優さんのひとりです」

今も変わらず素敵な「元祖イケメン」

2025年6月、映画『見上げてごらん』撮影で、険しい顔つきで撮影現場を下見する阿部寛
2025年6月、映画『見上げてごらん』撮影で、険しい顔つきで撮影現場を下見する阿部寛

 そして『キャスター』の進藤壮一役も好評だった阿部寛(61)が34票で2位に。『メンズノンノ』のカリスマモデルから俳優に転向。『TRICK』(テレビ朝日系)、『結婚できない男』(フジテレビ系)、『ドラゴン桜』(TBS系)、映画『テルマエ・ロマエ』などシリーズ化された作品も多く、人気の高さを証明している。「ドラマにハズレがなく、彼が出ている作品は絶対面白い」(宮城県・45歳)と全幅の信頼を寄せる人や、「独特の雰囲気があり、クセのある役がうまい」(茨城県・61歳)と演技を絶賛する声が多く寄せられた。

「『TRICK』のコミカルな役も楽しかったし、『キャスター』のようなシリアスな作品もお似合いになる。本当に阿部さんの出演作はハズレがないですよね。そして190センチ近い長身で、存在感も素晴らしい」

 また、バラエティー番組などでの素顔も見逃せない。

「『ニノなのに』(TBS系)で小学生とりんごの皮むき対決をされて、必死に戦っている姿がとても可愛らしかった。モデル時代も素敵でしたけど、今も変わらず素敵で。元祖イケメンなので、イケオジという言葉がいちばん似合う方かも」