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ー 「TOKIOのファンはマナーを守る」

 6月20日に明らかになった国分太一のコンプラ違反騒動と25日に解散を発表したTOKIOについて報じた、『アッコにおまかせ!』(TBS系)での和田アキ子の発言が物議を醸した。

「TOKIOのファンはマナーを守る」

 番組内では、解散発表後に元TOKIOの松岡昌宏が騒動後初めて報道陣の取材に応じた様子をそのときの映像とともに伝えた。

 VTRを見たあとに和田は、「私たちが知る権利もないし、向こうが言う権利もないんだけど、誰が出てきてもはっきりしない」と、国分の騒動について詳細がわからないことに複雑な心境を吐露。さらに、松岡が真摯に対応したことについて評価した。

「その後、松岡さんの囲み取材後に拍手が起こったことに触れた和田さん。拍手をした人は『ファンの人たちだったらしいですね』と発言。『ファンの人たちあっての芸能人ですから。ファンの人は安心したでしょうね、誠意っていうのを感じますね』とコメントしたのですが、この発言がファンの反発を生んでしまったのです」(テレビ局関係者、以下同)

 松岡が主演舞台の“リハーサル”終了後に取材を受けたことを受けて、休演日となっていた日にファンがいたことが不自然だとの指摘が上がっているのだ。

《舞台休みの日にファンいません》
《和田アキ子、相変わらずズレてる》

 また、こんな意見も散見された。

《いま出待ちは禁止になっているはず TOKIOのファンはマナー守ってるから拍手したのはファンじゃないでしょ》

 前出のテレビ局関係者が解説する。

「実は、その日の『アッコにおまかせ!』の前に放送されていた『サンデー・ジャポン』でも松岡さんの取材を報じていて、ジャニーズ時代から長年TOKIOを取材してきた放送作家の山田美保子さんが拍手したのはファンの人だったと発言したのです。それを楽屋かどこかで見ていて、和田さんも同様の発言になったのだと思います」

 そのため山田氏に対する反発の声も上がり、ファンではないと主張する声がSNS上に並んだ。

「可能性としては、たまたま通りがかった一般の方が取材陣と一緒に松岡さんの発言を聞いて、その方々が会見が終わったあとに拍手したということもありえます。実際の状況はわかりませんが、マナーを守っているファンからすると誤解を招く発言は見逃せなかったのでしょう」

 突然勃発した“誰が拍手をしたのか”問題。ただ、その場にいた人たちが拍手したくなるほど松岡の対応が素晴らしかったことは間違いないのだろう。