目次
Page 1
Page 2
ラサール石井
社民党がタレントのラサール石井を7月20日に投開票が行われる参議院議員選挙に比例代表候補として擁立すると発表した。
沢尻エリカの逮捕時には“陰謀論”発言
ラサールは翌30日に国会内で、社民党の福島瑞穂党首とともに記者会見を行い正式に出馬を宣言。同党から複数回の出馬オファーを受けていたといい、出馬の理由として「芸能人は政治を語るなと言われてきた。政権批判する者は口を閉じていろと。だけど黙っているのはやめた」「政治発言することを仕事としてこれからやっていく」と決意を語った。
ラサールは鹿児島県の名門進学校のラ・サール高等学校出身。早稲田大学除籍の経歴を持つ。豊富な知識を生かしたインテリタレントとして活躍してきた。出馬は想定の範囲内ではあったが、ネット上ではラサールの「黙っているのはやめた」発言にツッコミの声が相次いでいる。
《今まで黙ってたことなんてなかったがな》
《いろんなことに対してSNSで発言してた気がするけど》
ラサールは芸能人としては珍しくSNS上で政治や社会に関する発言を繰り返してきたと語るのはスポーツ紙記者だ。
「2019年11月に女優の沢尻エリカさんが合成麻薬のMDMAを所持した麻薬取締法違反の容疑で逮捕されると、ラサールさんは当時ツイッターを更新。《政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される》と書き込み、物議を醸しました」
芸能人の大スキャンダルの裏では、政府が国民にとって不利益となる重大な決定をひそかに進めているといった主張は、かねてからネット上でよく見られる“陰謀論”のひとつだ。