14年前の信じられないセクハラ暴言

 さらには2011年にフィギュアスケートの選手に対して“セクハラ”発言をしていると前出のスポーツ紙記者が続ける。

「ラサールさんは選手に対して《早く彼氏を作るべき。エッチしなきゃ〇〇〇や△△△(編集部注:ライバル選手の名前)には勝てないよ。棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい。オリンピックまでにガッツリとことん!これは大事》と投稿して大問題になりました」

 ラサールは《ちょっと暴言吐きます》と前置きはしていたものの、“ちょっと”どころではすまない事態となり、書き込みを削除し、《全女性の皆様、お名前を出してしまった各選手の方々、関係者各位、何より選手ご本人とファンの皆様に心より謝罪いたします》とお詫びした。

 これまでのラサールのSNSの使い方を見るに“黙って”などおらず、むしろ“おしゃべり”が過ぎるくらいだ。

 今回の“ラサール擁立”の背景には、社民党が選挙で得票率2%を獲得できず政党要件を失う可能性があるため、知名度のある候補に白羽の矢を立てたという事情がある。窮余の策とはいえ、問題発言も多いラサール石井の擁立は波紋を呼びそうだ。