第4位は、れいわ新選組代表の山本太郎参議院議員。都議選の選挙期間中は健闘が報じられた“れいわ”だが、ふたを開けてみれば結局、1議席も獲得できず。
徹底して政権与党に批判的な姿勢は評価
「現実離れしたことばかり言っている印象」(埼玉県・39歳・男性)
「安倍元首相に不敬な態度を取るなど、人格を疑う」(愛知県・44歳・女性)
などの意見が寄せられた。
「とはいえ、若い有権者からの評価はかなりのもの。世論調査によっては、共産党よりもれいわのほうが、支持率が高い場合も見受けられます。これほど毀誉褒貶の激しい政治家も珍しいですね(笑)」
持ちネタの“メロリンQ”を彷彿とさせる奇抜なパフォーマンスが、何かと批判の的になりがちだ。
「徹底して政権与党に批判的な姿勢は、評価に値します。都合によってすぐに与党になびこうとする日本維新の会や、国民民主党とは一線を画しているといえるでしょう。ただ、消費税ゼロなどの公約を実現するためのプロセスが弱すぎる。具体的な財源の裏づけをしっかり示せなければ、ただの空論で終わってしまいます」
第3位は『うそ』のヒット曲で知られる、元歌手の中条きよし参議院議員。2022年の参議院選挙で、日本維新の会公認で立候補。比例区で初当選を果たした。
「当選したあとに年金未納を指摘されるなど、常識のなさが信じられない」(和歌山県・64歳・男性)
「国会の場で、自分のディナーショーの告知をするとは言語道断」(福島県・58歳・男性)
と、国会議員とは思えない非常識ぶりに、国民の怒りの声が収まらない。
「まさに、どうしようもない議員の典型です。持ち歌の歌詞にあるように、自分自身が“折れた煙草の吸いがら”みたいな存在。そもそも、こんな輩を擁立する日本維新の会そのものに問題がありますよ」
昨年には、知人に年利60%もの高利で1000万円を貸し付けている疑惑が発覚。国会議員となってからもカラオケ大会で歌を披露し、“おひねり”を求めるなど人間性を疑うレベルだ。
「ガラクタみたいな候補者を集めるのが得意な“維新”の、象徴的な存在といえますね」