頑張らなくてもすぐやれる思考術のヒント
日常にありがちな“つい後回し”や“めんどうで続かない”というお悩みも思考の整理や変換、ちょっとした工夫で一気に解決!
Q.ダイエットしたいのに、やせたいと思うだけで何も続かない……
A.ベイビーステップが重要!ハードルを下げると続きやすい
「立派な目標を設定すると、完遂までが遠すぎて続きません。“ベイビーステップ”という心理学的思考を取り入れましょう。つまり赤ちゃんでもできるくらいの行動をゴールにし、ハードルを下げるのです」(鈴木さん、以下同)
最初からやり通さなければならないと気負う必要もなし。
「まずは“3日間だけ”というような気軽さで始めてもいいと思います。人間には一度始めると“ここでやめたらもったいない”というサンクコスト効果も働くので、まずは取りかかると波に乗れるはず」
Q.健康のためのウォーキング、数日間はやっても長くは続かないです
A.プライミング効果でやる気スイッチをオン!
「続けられない原因には、同じことを行うのがつらいのと同時に“飽き”が生じていることが考えられます」
その場合は、“刺激”を加えることが有効。
「靴などの使う道具を新調するのもおすすめです。プライミング効果といって、“いつもと違う”ことが無意識のうちに思考や行動に影響し、新鮮な気持ちで取り組めるようになります」
Q.家事を後回しにしてつい、スマホで動画をダラダラ見ちゃう〜
A.ジャーナリングするとダラダラ回避に!時間割を作っても
“ジャーナリング”は、頭に浮かんだ考えや感情を紙に書き出す心理療法の一つ。
「書く瞑想ともいわれており、やらなければいけないことや感じたことを書き出すことでスッキリします。おすすめは、それをChatGPTに書き出して時間割を作ってもらうこと。
そうすると、自分が抱えているタスクを効率よくやる流れを考えてくれて、ダラダラから抜け出せますよ」
