「芸能人がやる事じゃない」

 実際、視聴者からは以下のような声が上がっている。

《そこまで出す必要ある?》

《カーテンのない内診台で「動画を見て1人でも多くの方が検診を受けるきっかけになってくれるといい」は、ちょっと無神経》

《いやいや、こういうのは専門医やら専門家が説明付き、鍵付き、会員のみなら分かるけど100歩譲って、芸能人がやる事じゃないと思う》

《こういう動画を撮るのを許可、それをSNSにあげるのを許可する病院も病院だと思う》

《これがリアルとか言ったって、別にこういうのは女性ならイメージできるだろう?男に見てもらって視聴回数伸ばしたいだけにしか思えないが》

子宮頸がん検診の様子を公開した熊田曜子。生々しい内容が話題に(熊田のYouTubeチャンネルより)
子宮頸がん検診の様子を公開した熊田曜子。生々しい内容が話題に(熊田のYouTubeチャンネルより)
【写真】カーテン、モザイクなし…物議を醸した熊田の“生々しすぎる”検診の様子

 熊田は動画の説明欄に《この動画をきっかけに検診を受ける方が増えると嬉しいです》と綴っており、命を守るための啓発であることに疑いの余地はない。

 とはいえ、伝え方を誤れば、真意とは裏腹に誤解や炎上を招きかねない。センシティブなテーマだからこそ、どこまでを映してどのように伝えるのか。その判断には、発信者としての慎重な姿勢がより強く求められるだろう。