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ー ホテルで「関西弁」を練習!?
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ー なにわメンバーの“霊感”は?

「僕は事故物件には絶対に住めません。もし部屋におばけがいたら、おばけに対していら立ってしまうと思うんです。勝手に水が出たりテレビついたりするってことは、おばけも使ってるってことじゃないですか。“それならおまえも家賃払えよ!”と思っちゃいますね(笑)。いくら家賃が安くても絶対に嫌です」

 事故物件に住めるか、と問われキッパリと否定した藤原丈一郎。放送中の話題のドラマ『ロンダリング』で、“死者の声が聞こえる”特殊能力を持ち、事故物件にうっかり飛びついては死者の悲痛な声に悩まされ転居を繰り返す緋山を演じている。

ホテルで「関西弁」を練習!?

「まっすぐでピュアなところが、緋山の一番の魅力だと思います。自分の信念や正義感を持っていて、それが周りに影響を及ぼす。最初、緋山は霊の声が聞こえているだけでそれを生かそうとは思ってなかったけど、人に頼られるうれしさから助けるようになり、回を増すごとに成長していくので、最終話まで楽しみにしてほしいです」

 と、ドラマの見どころを語った。今作は、藤原が「CDデビュー前から本当にお世話になっています」と話す、気心が知れた“カンテレ”での地上波連ドラ初単独主演作となる。しかも関西弁の役どころ。

「関西弁は、僕にとってはしゃべりやすい言葉です。でも“こういう関西弁で話してほしい”と言われると難しいなと思うこともあって。大阪でも、南の人と北の人で、ちょっとしたところで話し方が違ってくるんです。僕は大阪の中でも北摂の人間なので、そこは練習しました。だから、ホテルでひとりで関西人が関西弁の練習してるみたいな。不思議やなって(笑)」

 ホラー要素がある作品の撮影現場というと、心霊現象があったり?

「それは1ミリもなかったです。ちょっと期待してたんですけど、まったくなかったですね。ただただ関西弁が飛び交う現場でした。霊は関西弁には寄りつかないんですかね?“次のシーンいくで〜!”って言ってる現場で、霊も脅かす気にもなれへんみたいな(笑)」