「無駄でしかない」
また、2024年のチャリティーマラソンでは、ランナーを務めた芸人のやす子が沿道にいた男性に胸を触られるという“痴漢騒動”も。さらには、雨や汗でインナーが透けてしまうようなウェアを着用させられていたことや、バストが固定されていなかったことに対しても、《女性ランナーへの配慮が足りない》《そもそも昨今の猛暑の中、走らせるのは危険すぎる》と、番組の時代錯誤っぷりを指摘する声が相次いだ。
中には《打ち切りにしろ》という声も上がるほど“嫌われ番組”になってしまっているという。
「それを考慮してか、今年の総合司会やチャリティーパートナーも基本的にはクリーンなイメージで老若男女から愛されているタレントを起用しています。チャリTシャツも日本が誇る国民的人気キャラクター・名探偵コナンのデザインに。そして、今回発表されたドラマは、黒柳さんのお話を芦田さんが演じるというもの。完全に視聴者ウケをねらった “叩きようのない人”“叩きようのないテーマ” を徹底しているように感じます」(前出、芸能ニュースライター)
何とか視聴者に寄り添おうとする姿勢も虚しく、番組の存在に疑問を持つ声は収まらない。
《募金の私的利用発覚してもまだ続けるんだ。まじで何の役にも立ってないと思うけど》
《睡眠もとれない出演者、炎天下の中走るランナー、お涙頂戴ストーリーの数々…いつまで昭和の価値観を引きずるのか?今の時代には全く刺さらない。無駄でしかない》
《本当にチャリティーしたいなら番組やめてその制作費を全て寄付したらいかがですか?》
昨年、『24時間テレビ』内で放送された、萩本欽一を題材にしたドラマ『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』も、萩本への許可取りがきちんと行われていなかったのではないかという疑惑が波紋を呼んだ。
厳しい意見を集め続けている『24時間テレビ』。今年こそ何事もなく無事にゴールを迎えられるのか――。