10月2日から6日まで、韓国の鶏龍(ケリョン)市で行われていた陸軍主催の「第13回地上軍フェスティバル」。戦車の展示や軍事パレードに交じり、今年注目を集めたのが、サブステージで行うフリンジ公演。というのも、兵役中のジェジュンが5日間ぶっ続けでライブを行ったのだ。

 フリンジ公演では多数の兵士が歌やダンスを披露したが、「出演には芸能人もオーディション必須で、合格者のみが出演できる」とフェス広報担当者。ジェジュンはトラの着ぐるみをかぶり、会場内を練り歩く業務もこなしていた。

 初日、東方神起ユンホが司会を務める開幕式に出演し、韓国民謡『アリラン』を披露。マスコミにも事前に知らされていなかった6年ぶりの“共演”に、会場は一時、騒然となった。

 今年3月に入隊し、表舞台から遠ざかって半年。ステージに登場したジェジュンは、メークなしでも驚くほどのカッコよさ。「入隊前、59〜60キロだった体重がいまは74キロ」とMCで告白していたが、身体も大きくなっていて、特に胸筋はTシャツが伸びきるほどくっきり隆起! ハードな軍隊生活でも健康的に過ごしていることがうかがえた。

 アジア各国から集結したファンの熱い眼差しを一身に浴び、第一声を放つジェジュン。そこからは彼の独壇場。きらきらと輝くよう美声が、秋空いっぱいに響き渡る。

 ジェジュンの出番は1日1〜2回。『One Kiss』『序詩』『空を走る』『チャジャッタ』から1〜3曲を披露。最終日は若い兵士のステージに飛び入り出演し『それだけが僕の世界』をデュエット!

 気さくな人柄が垣間見えるMCも相変わらず。「暑くない? 」「どこから来ました? 」と気軽にコミュニケーションを交わし、愛らしい笑顔を何度も見せた。

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 連日の強い日差しのため、皮膚にアレルギー症状が起き、一部公演をキャンセルせざるをえないハプニングも起きたが、治療を受けながら公演をやりきった。

「目と鼻の先でジェジュンの歌が聴ける、夢のような5日間でした」(日本から駆けつけたファン)。

 2か月間、寝食を共にしながら公演の練習をした仲間とは固い絆が生まれたようで、「優しくて、男らしくて、カッコよくて、最高な兄貴!」と、どの兵士も大絶賛。

 英雄(ヨンウン)・ジェジュンの芸名どおり、兵士たちの間でもヒーローのようだ。

(取材・文/古林由佳)