8月6日(日本時間7日)に行われたMLBのドジャースvsカージナルス戦。この試合は「大谷翔平・チャンピオンリングデー」として開催され、来場者には「OHTANI」の刻印入りチャンピオンリングのレプリカが配られた。配布は先着順とのことで、平日のデーゲームにもかかわらず大勢の観客が詰めかけた。
「この日の大谷選手は、投手としては8奪三振1失点の快投を見せ、打者としても3回に39号2ランを放ちました。さらに、大谷選手はこの日でメジャー通算1000安打を達成しています。チャンピオンリングデーでの二刀流の活躍に、スタジアムはかなり盛り上がっていました」(野球ライター)
即日で高額取引
大谷の活躍を見て、リングまでゲットできた観客は特に興奮したことだろう。リングは先着4万人に配布され、実際に手に入れた人からは《重量感もあって、キラキラしていてすごくキレイ》と感動の声が。表面には青色の「LA」の文字、サイドには「2024」「Dodgers」「17(大谷の背番号)」などがビジューで彩られ、確かに高級感がある。
実は7月21日にも、「2024年ワールドシリーズチャンピオンを祝おう」として「チャンピオンリングデー」が設けられていた。このときは山本由伸、テオスカー・ヘルナンデス、クレイトン・カーショー、ミゲル・ロハス、アレックス・ベシアの5人の選手のリングが配布されたのだが、今回の“大谷モデル”は桁違いの人気のようで――。

「試合が行われた7日の時点で、すでに『メルカリ』では多くの出品があり、3万円ほどで取引が成立しているものも見受けられます。中には4万円を超える値段をつけている出品者もいますね。限定品のうえに、本来は現地に行かないと手に入らないものですから、強気の値段でも売れているようです」(前出・野球ライター)
とはいえ、もともとリングは無料で配布された上に、4万個も出回っているものでもある。高額で取引されている現状に、
《無料で貰えるのに買う人いるんだ!》
《いや、さすがに高すぎない?》
と驚く人もいるが、一方で以下のような声も。
《これは普通に欲しいだろ》
《これからもっと値上がりしそうだな》
《見た目も高級感あるし、お金出してでも欲しいという人がいるのは理解できる》
桁違いの人気を見せつけた“大谷モデル”のチャンピオンリング。球場限定配布という希少性と、当日の大谷の活躍がより一層その価値を高めたのだろう。