
「お風呂に、入ろう」
8月5日、人気コスプレイヤーのえなこが自身のXを更新し、冒頭のような“啓蒙活動”を行った。
“異臭”が問題視されるコミケ
「えなこさんは“夏なのでお風呂啓発ポスター作りました コミケで頒布するのでお風呂に入ってから来てね!”とポスト。ポスターにはえなこさんが水着でお風呂に入るビジュアルとともに“入らない理由を探さないで”との記載が。昨今、お風呂に入らない人を“風呂キャンセル界隈(通称風呂キャン)”と呼称し、話題になっていますが、そうした風呂キャン界隈への啓発を行ったものだと思います」(スポーツ紙記者)
ポスターには、
「入浴はあなたのために。そして、周りのために。正しい頻度の入浴が今、一人ひとりに求められています。疲れている時や面倒な時こそ、お風呂に入ってみよう」
と、入浴を喚起している。肌を露出し、胸元まで見える水着姿でお風呂に入ることを推奨した本ポスター。

ネット上では、
《これはダメだね 日本がエロ大国だと思われる》
などの指摘が。しかし、「炎上には至らない」とあるライトノベル編集者が話す。
「このポスターは8月15日からお台場にある東京ビッグサイトで開催される“コミケ”と呼ばれる同人誌即売会で配布されるもの。あくまでコミケに来る人たちだけを対象としており、公共の場に貼られるものではありません。
コミケではサークルという個人団体で参加が可能で、同人誌だけでなく自身の写真集やコミケ限定のCDなど、オリジナルグッズも配ることができます。えなこさんは今回のコミケで配布するポスターを公開しただけなので、特に問題視されることはないと思います」
アニメ・漫画・ゲーム作品の同人誌やコスプレイヤーたちを目的として、全国のオタクたちがコミケに集結するが、その“異臭”が問題になっており、
《お風呂啓発ポスターが必要なコミケってやばない?》
《コミケある日の電車内くさい》
《一定の臭気放ってたらゲートで弾かれるようにしてほしい!》
と、嫌悪感を示す人が多くいるようだ。
「過去には“消臭ゲート”を設置したブースが出展されたこともあるほど、コミケに“激臭”が漂っていることは否めません。えなこさんの言うように“周りのために”お風呂に入り、清潔な状態を保って、参加者全員が楽しめるコミケの開催を目指してほしいですね」(前出・ライトノベル編集者)
風呂キャンはほどほどにしてもらいたい。