「公職選挙法違反」の追及
しかし、選挙の結果、阿部氏は約8万8000票を獲得したものの落選。本人の公式サイトには、《皆様から力強いご支援を賜りましたが、私の力不足により、議席を獲得するには至りませんでした》《その想いにお応えすることができず、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げる次第でございます》と感謝と遺憾の意が表されているが……。
《イカサマしたのに落選ってダサすぎるだろ》
《ただ従業員に3000~4000円のお小遣い上げただけになっちゃってて笑う》
《ここまでして落選って……恥ずかしくないのかな》
など、世間からは呆れ声が殺到している。

阿部恭久氏への投票を従業員250人以上に促し、見返りとして現金を渡す約束をしたとして、社長を含む幹部6人が公職選挙法違反(買収約束)の疑いで8月26日に逮捕されたパチンコ店運営会社『デルパラ』(公式サイトより)
今回逮捕されたのは、買収を直接指示したとみられる『デルパラ』の幹部6人。阿部氏本人からの指示があったかどうかは明らかでないが、ネット上では、
《落選しても公職選挙法違反は免れないからね》
《また自民党がやらかしてる》
《さあ、自民党はどう対応するのかな?》
といった声も寄せられている。
うやむやになったままの裏金議員問題や、参院選中に鶴保議員が発した能登に関する不適切発言など、世間からの攻撃の種が次々と勃発する自民党。これ以上、国民が失望しないよう、適切な対処を求めたい――。