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違法サプリ入手でサントリー会長を辞任、園遊会に参加したローソン会長時代の新浪剛史氏(2007年)
9月1日、違法薬物を含むサプリメントを購入した疑惑で、飲料大手サントリーホールディングスの新浪剛史会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任した。新浪氏は海外の知人から大麻由来の物質を含む製品を受け取った疑いで、東京の自宅の家宅捜索を受けていた。
旧ジャニーズ事務所のファンから猛バッシング

『STARTOENTERTAINMENT』のホームページ
これを受けて、『特大ブーメラン』だと猛バッシングを浴びせているのがSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のファンだ。
新浪氏は、2023年に故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、記者会見で、
「ジャニーズのタレントを起用することは、子どもへの虐待を認めることで国際的には非難の的になる」
「記者会見で謝罪があったが、現体制が児童虐待に対して真摯に反省しているのか、大変疑わしい」
「社名の継続についても、被害者の心境を真剣に考えるべきである」
などと発言していた。
「サントリーは『被害者の救済策や再発防止策が十分であるとの納得いく説明があるまでは、ジャニーズ事務所との新たな契約を結ばない』とし、当時契約していた旧事務所所属タレントの契約を終了させました。サントリーが先陣を切った形で、テレビをはじめとする多くの媒体が同事務所のタレント起用を見合わせるきっかけとなっていました。
そのため、SE社ファンは当時サントリー製品の不買運動をしただけでなく、現在でも旧事務所を潰した先導者として恨みを持っている人も多いのです。今回の新浪氏の辞任を受け、『特大ブーメラン』だとしてSE社ファンから非難の嵐が飛んでいます」(アイドル誌ライター。以下・同)