《9月12日(金)から販売を開始する4種類のハッピーセットにつきまして、転売目的の大量購入や、食品の放置を防ぐため、販売の方法と個数を制限させていただきます》
ハッピーセットの販売方法に変更
9月9日、マクドナルドの公式ホームページで、冒頭のようなアナウンスがあった。
「9月12日からはハッピーセット『プラレール』と『マイメロディ&クロミ』のおもちゃ、ほんのハッピーセット『シナモロールとあそぼう!』という絵本と『月宇宙なんちゃらこてつくん』(図鑑)の合計4種類が発売されます。
販売が開始となる12日は、店頭のカウンター及びドライブスルーのみの注文を受け付け、モバイルオーダーと宅配サービスでの販売は停止にするそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
13日以降の販売については、初日の販売状況を踏まえ、適切な対応をするとのことだ。
「マクドナルドは期間限定で、1グループにつき、1会計で3個までの購入とし、販売方法だけでなく、その個数にも制限を設けました。こうした施策は8月に行った『ポケモンカード』とのコラボで問題視されたハッピーセットの転売や食料廃棄を受けてのことだと思われます」
このマクドナルドの対策に対し、ネット上では、
《ぬるい対策だなー思い切った施策ないの?》
《個数制限掛けても並び直しでいくらでも買えるから、もう少し抜本的な改善策を考えた方がいい》
《そこじゃない、おもちゃの内容を変えるべき》
《売り方じゃなくて、おもちゃの自体の見直しでは》
《そもそもそんな転売ヤーが欲しそうなものをおまけにしやんだらいいだけの話やのになんでわからんの、、》
など、厳しめの声が上がる中、
《子連れからするとモバイルオーダー助かってたのにな》
《子連れでレジ並ぶの大変やからモバイルオーダーで注文するんやで》
というコメントも散見された。
「今回の個数制限では、別の店舗では購入が可能なので、いくらでも買い占めができてしまいます。これでは、ハッピーセットを楽しみにしている子どもたちに行き届かないこともあるでしょうし、根本的な対策になっているとは到底言えません。
モバイルオーダーで注文ができないというのも、お子さん連れのお客さんへの配慮が足りないと思います。ハッピーセットは本来、誰に向けてのものなのか。そこをまだ見失っているのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
9日に行ったアナウンスの末尾には、《マクドナルドは、食品の放置・廃棄を容認しません。ハッピーセットの転売目的での購入や再販売、その他営利を目的としてのご購入や、上記ルールやマナーをお守りいただけないお客様のご利用を固くお断りいたします》との記載があったが、今回の対策では不十分なのかもしれない。