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ー ご家族への愛が溢れる文書回答

 9月11日、59歳の誕生日を迎えられた紀子さま。宮内記者会から寄せられた3つの質問に対し、1万字を超える文書回答を提出された。

「記者会からは9月6日に行われた悠仁さまの成年式に関する質問やこの1年間で印象に残った出来事、そして佳子さまや小室眞子さんに関する質問が投げかけられ、紀子さまは一つ一つの質問に丁寧に回答されていました。

 戦後80年を迎える今年は地方公務なども多かったですし、悠仁さまの成年式の準備もあり、目まぐるしい1年を過ごされたことでしょう」(皇室担当記者、以下同)

ご家族への愛が溢れる文書回答

 紀子さまの回答の中でも特に注目が集まったのが、3問目だった。

「佳子さまの公務やブラジル公式訪問については、《それぞれの務めに心を尽くして取り組んでいるように感じられ、心強く思っております》と綴られており、娘の活躍に感心しておられるのでは。

 今年、31歳を迎えられる佳子さまは、結婚が近いのではと囁かれることも多いですが、佳子さまの結婚については《彼女らしい生き方、幸せを心から願っています》と記すまでで、具体的な言及はありませんでした」

 この3問目では日本から遠く離れたアメリカで暮らす長女・小室眞子さんにも触れられた。

「2021年に小室圭さんと結婚した眞子さんは、同年11月に渡米。今年5月に第一子を出産しました。眞子さんの渡米後、いまだ再会には至っていない状況ですが、“初孫”の誕生については、《家族そろって大変うれしく思っています》としたうえで、《2人が初めての子どもを慈しみ育てているようでほほえましく感じています。家族3人の穏やかな日々と幸せを心から願っています》と胸の内を明かしていました」

 第一子の誕生に祝福を寄せられた紀子さま。

《どのような名前で呼んでもらおうかしらと考えたり、子どもたちが小さかったときに読んでいた絵本を取り出して、膝の上にのせて絵本を一緒に読んでいたときのことを思い出したり、ぬいぐるみやおもちゃで遊んだことを懐かしんだりしています》

 と、お子さんたちがまだ幼かったころを回顧しつつ、眞子さんへの想いを馳せているようだった。

「紀子さまは《旅行をすることに慣れてから、よいタイミングで日本を訪れてくれたらと思っています》と小室夫妻にメッセージも送られていました。悠仁さまの成年式関連の行事が無事に終わり、紀子さまにも少しだけ心に余裕ができたころだと拝察します。“長女との再会”と“初孫との対面”を叶える日は近いかもしれませんね」(前出・皇室担当記者)

 お子さんたちへの愛が溢れた文書回答。眞子さんへは、

《いつか、木香薔薇のアーチがある庭を一緒にゆっくりと歩いたり、ピクニックをしたりするのはどうかしらと思いをめぐらしています》

 とも書き留められていた。皇室から離れて早4年。眞子さんは何を想うのだろうか。