“始まり”を意味する『Get―go!』にちなんで、ダンスの原点について聞くと……
「高校生のとき、友達と芸人さんのネタをまねしてふざけるという日常を送っていました。ある日、ナインティナインの岡村さんがライブ潜入するドッキリを見て、そのダンスを見よう見まねでコピーして披露したらみんな大爆笑!
友達が喜んでくれた姿が忘れられず、ダンスで人を魅了したいと思ったきっかけでした。なので実をいうと、ダンスの原点は岡村さんです。そこから、海外のアーティストのライブやMVを見ながら、独学でダンスを始めました」
HIROさんが勇退されたとき、僕もグループを辞めようと思った
その後、“オカザイル”で岡村と共演し、「縁を感じた」と語るAKIRA。EXILEへの加入も縁に導かれたものだった。
「20歳のときに、クラブで踊っていたらMAKIDAIさんとÜSAさんも偶然来ていて。僕を見て、真っ黒でシェイブヘッドのカッコいい外国人が踊っていると勘違い。踊り終わったあと英語で話しかけられました(笑)。その出会いがすべての始まりでした。
憧れていた先輩方だっただけに、夢のような出来事で。やはり人との出会いやご縁で今があるなと感じます」
そして、'06年に加入後、グループの中心核として活躍してきたが、
「'13年にHIROさんが勇退されたとき、僕もグループを辞めようと思ったんです。今まで舵取りをしてきたHIROさんがいなくなって、先が見えなかった。僕の中でEXILEの美学もあったので、自分も去りどきかなと勝手ながら考えていました。
でも、今まで僕らが良い思い出を重ね、自由に働けたのもHIROさんが道をつくってくれたから。われわれの世代でも盛り上げ、LDHの未来に繋げていかないと、と覚悟を決めました。僕にとって大きなターニングポイントでしたね」
今ではEXILE TRIBE全体のリーダー的存在に。
「僕は唯一、オーディションやスカウトを経ていません。オリジナルメンバーの後輩、LDHのスタッフから下積みを踏んで、自然な流れで入りました。そんなバックボーンだからこそ、僕にしかできない新境地の開拓や使命、役割もあるのかなと。もちろんHIROさんの代わりにはなれないけど、微力ながら僕なりの観点と経験値をもとに、EXILE TRIBEを盛り上げたいと思っています」
加入から20年! 忘れられないステージ
加入後初のステージ「EXILE Vocal Battle Audition 2006 ~ASIAN DREAM~」でのお披露目は今でも鮮明に覚えています。あとは、「EXILE LIVE TOUR 2010 FANTASY」の熱狂は、過去最大で最高のステージでした! また、いつかスタジアムライブをやりたいです!
3年ぶりのドームツアー決定!
「THE REASON」というテーマのもと、みなさんが見たかった、聴きたかった、体感したかった“This is EXILE”をお届けできるベストライブを用意します。僕たちの音楽やダンスが微力ながらもみなさまの元気や希望、笑顔に繋がるきっかけになればうれしいです!
