「いつもは真矢さんのサポート役の彩さんですが、当日は先頭に立って神輿を担いでいましたよ。神輿から離れたときは真矢さんのそばに移動して、安心させるように、車イスと同じ目の高さに腰をかがめて笑顔で話しかけていました」(同・祭りの参加者)
地元住民やファンを心配させないように普段どおりの姿を見せていたふたり。しかし、その裏では石黒の献身的なサポートがあったという。
治療で片耳の聴力が低下することも
「真矢さんがトイレに行くときは、真矢さんの腕を彩さんが抱きかかえるようにして歩いていました」(前出・たばこ祭実行委員会スタッフ)
年間1万人に1人が発症するといわれる脳腫瘍。復帰への道のりも、決して平坦なものではないという。
「放射線治療や手術治療がありますが、放射線治療ですと、2年くらいかけて腫瘍を縮小させていくことになるでしょう。治療後もふらつきなどの症状が出ますから、そのリハビリに3か月程度かかる可能性があります。治療により片耳の聴力が低下することもあるため、ステージ復帰には、片耳で音楽を聴くことに慣れる必要があるかもしれません」(脳神経外科医で波多野医院院長の宮本倫行医師)
夫に寄り添う石黒の“ゼロ距離”サポートで、闘病生活もきっと乗り越えられる!