日常の気になる疑問を解決!餃子(ギョーザ)の三日月形のフォルムの意味とは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.餃子の三日月形のフォルムの意味とは?
A.中国で使われていた馬蹄銀(ばていぎん)という貨幣に似ていたことから“財を呼び込む縁起の良い形”という意味合いに(クラシル広報担当 福丸玲さん)
パリッとした皮をかじるとじゅわっと広がる肉汁。主菜だけでなく、おつまみとしても大活躍の餃子だが、三日月形のフォルム、見ようによっては不思議な形だが─。
「実はあの形には、包みやすいからといった実用的理由ではなく、ちゃんとした意味があるんです」と話すのは、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」の広報を担当する福丸玲さん。
「餃子はもともと中国東北地方で作られていたもので、満州族が清朝を樹立したときに持ち込まれたといわれています。その餃子の形が、中国で使われていた“馬蹄銀”という貨幣に似ていたことから、“めでたいもの”とみなされるようになったんです」(福丸さん、以下同)
それから、三日月形でふっくらな丸みが、財を呼ぶ縁起の良い形とされてきたそう。
「そのため、中国では春節の行事や、お祝いの席で餃子を食べる習慣があります。新しい年にお金が集まりますように、と旧正月の2月に願いを込めて家族で包むこともあるんだとか。餃子の中に小銭や宝石を包み、運試しをする遊びもあるそうですよ」
餃子の数が多いほど“財産が増える”ともいわれてお祝いの席には欠かせない餃子。
日本でいう「おせち料理」に似ていて、黒豆に“まめに暮らせる”、数の子に“子孫繁栄”など意味があるのと同じで、具材を皮で包む行為そのものが「福を逃さず包み込む」を表し、縁起の良い食べ物とされている。
節目の日や宝くじ購入前に食べれば財運アップも期待できる?
















