
新内閣が発足し政局が新たな局面を迎える中、衆議院で行われた総理大臣指名選挙の中継で、一人の大物政治家の姿が視聴者の間で大きな波紋を呼んでいる。第99代内閣総理大臣の菅義偉元首相(76)だ。
投票のため壇上へ向かう菅氏の姿は、かつての「叩き上げの政治家」としての威勢とはかけ離れたものだった。
国民が注目した女性初の総理大臣決定の瞬間。多くの人がテレビで見た現在の菅氏の姿に「菅さん大丈夫」と心配の声が瞬く間に噴出。
菅義偉氏への心配「菅さん、大丈夫?」
「特に注目を集めたのは“歩き方”でしょうか。左手に投票用紙を握りしめ、虚な目つきとおぼつかない足取りで壇上へ向かう姿に、かつての鉄壁の官房長官、さらに国のトップを務めた人物とは思えないお姿でした。表情も硬いままで覇気がなくしんどそうでしたね」(全国紙政治部記者)

さらに国民の不安を煽ったのは、菅氏の隣にいた麻生太郎議員(85)がいたことも影響しているようだ。前出の記者が続ける。
「菅さんよりも9歳も年上である麻生さんのピンとした背筋の良さが際立っていました。背中を丸め、ゆっくりと前を歩く菅さんとの対照的な姿が健康不安を案じる声につながったのだと思います」
投票箱に向かって歩く2人の明暗、高市早苗(64)総理決定の瞬間も時折り笑顔を見せながら拍手をする麻生氏の隣で、菅氏は焦点のあってないような目つきで力なくテンポの遅い拍手。テレビに映し出された2人の表情はあまりにも対照的だった。これにはSNSでも2人の奇妙なコントラストに、
《麻生さんの方が年上と知りビックリした》
《麻生さん、菅さんより10歳くらい年上なんだよね。背筋伸びて若ぇなぁ》
《微笑む麻生さん、フリーズする菅さん》
《す…菅さん?》
《菅さん抜け殻じゃん…》
《菅さん動かなくて完全な置き物になってる》
《菅さん、目がおかしいけど大丈夫?》
と「見ていて辛い」とまでいう声もあるほどだ。