安倍元首相死去、テレビで涙
菅氏の体調や表情に暗い影を落としたのは、2022年、街頭演説中に銃撃を受け亡くなった安倍元首相の事件後だと言われている。当時、銃撃の一報を受けた菅氏はすぐに奈良に駆けつけた。安倍さん死去後、テレビ番組に出演し、
「“胸を撃たれたと聞いたので万が一のことを考えて、同じ空気を吸いたいという感じでした」「感謝の気持ちとお世話になったという思いを言った」
と、目に涙を溜めながら胸の内を明かしていた。
「菅さんは安倍さんのことを“盟友”と呼んでいましたし、この銃撃事件を境に菅さんはみるみる覇気が失われた感じがします。昨年の衆院選で支援者とのグータッチする姿がXに拡散されましたが、相手の手に触れるのがやっとという姿に衝撃を受けた人は多いと思います。また石破さんが総理になったときも、今回の高市さんと同じような表情でした。
この1年目立ったご活躍はありませんし、公表されていませんが大病をしたという話も聞いています。叩き上げで総理まで登り詰め激務をこなして来たでしょうから、もう引退してゆっくり過ごしてほしいと思うのですが……」(同前)
菅氏の姿がテレビに映し出されるたびに出現する「#菅さん大丈夫」とのハッシュタグ。もうゆっくり休んでいただきたい。