4位は「今、最もドラマ化しにくい人」
現役つながりではないが、6位に入ったのはプロサッカー選手の三浦知良。「10代でブラジルに渡ったとき、セリエAに移籍したころ、そして今の話までやってほしい」(大阪府・49歳・男性)、「尊敬している。ドラマを見たら自分もまだまだ現役を続けられそう」(埼玉県・56歳・男性)と、元気にあやかりたいという声が目立った。
5位は元気の塊だったこの人。プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)だ。
「ダンプ松本さんのドラマが話題になりましたが、プロレスファンとしてはまずはアントニオ猪木さんの物語を見たいです」(長野県・35歳・男性)、「どう作っても面白そう。政治家時代にスキャンダルを暴露されるなど決して聖人君子ではなかったところがよい」(鳥取県・63歳・女性)。かなつさんはこう分析する。
「プロレスに興味がない私でも知っている人ですからね。頑張ってプロレスラーになった……という過程より、人気者としてどんな人生を送ったのかを知りたい人が多いのでは」
4位は衝撃的な事件で命を奪われた安倍晋三元首相(享年67)が。ただし、彼に対しては「岸信介から安倍晋三まで、統一教会との癒着関係をドラマ化し、再発防止を喚起してほしい。今、最もドラマ化しにくい人だからこそ見てみたい」(静岡県・58歳・女性)、「はたして善人なのか、悪人なのか。そして、夫人はやっぱり天然なのか」(鹿児島県・63歳・男性)といった手厳しい意見が集まったことも記しておきたい。
とはいえ、4位にランクインしていることに鑑みれば「賛否が集まるような人物は、それだけ引きが強いということ」と、かなつさんは解説する。
「安倍さんを英雄視する人もいれば、敵視する人もいる。だからこそ、きれいごとだけで終わらない、きちんと表も裏も描くドラマとして作らないといけないと思いますね」











