日本が「目をつけられた」ワケ
しかも、この決定は大々的に報じられることもなく、イギリスで暮らす私たちは、その内容を詳しく知らないまま、移民を迎え入れることに……。
表向きは、自国で介護や看護師をしていたということですが、ふたを開けると、質の低い医療・介護サービスが増え、現場の環境は悪化。私事で恐縮ですけど、私の子どもが目の病気で入院した際、アフリカ系の看護師が担当したのですが、うちだけシーツや枕の提供を拒否されたり、掃除をしなかったり、まぁ~イジワルが多くて大変でした。彼らはなぜか、東洋人を下に見るんですよね。
そして、アメリカではトランプ大統領によって、労働許可であるH1━B(特殊技能職の人材に発給される就労ビザ)取得に10万ドル(約1500万円)が課せられるように改定されたため、アフリカや西アジア、南アジアからの出稼ぎはほぼ不可能に。そこで、目をつけられたのが、日本というわけです。
このタイミングで、外国人雇用や移民対策をきちんと考えている高市早苗新首相になったのは、本当に大きいと思います。日本には、私が暮らすイギリスと同じ轍を踏んでほしくないですから。










