副議長の“陳謝”に違和感
町民からも不安の声が殺到する中、11月1日には積丹町の役場への“爆破予告”まで届き、同日から3日まで開催予定だった「積丹町文化祭」が急きょ中止に。爆破予告の理由は不明なものの、副議長によるクマ騒動への関連性が疑われている。
さまざまな混乱が続く中、事態が動いたのは11月7日。町議会で、副議長がついに“陳謝”したという。
「地元メディアの情報によると、海田氏は町議会の産業建設常任委員会で、“私の不用意な発言から、猟友会員や役員のみなさんなどにご迷惑とご心配をおかけした”と謝罪したそうです。また、松井秀紀町長も“町政を預かる立場から、心からおわび申し上げる”と陳謝。現在は、再発防止と出動再開に向けて、猟友会との間で“ヒグマ捕獲対応マニュアル”を作成しているといいます」(ワイドショースタッフ、以下同)
ようやく、住民も安心して暮らせる日が来るか――。このまま一件落着といけばいいが、国民はこの“陳謝”に違和感を感じている。
「海田氏は猟友会に出向いて謝罪したわけでなく、あくまで議会の場で陳謝しただけ。トラブルとなった猟友会の面々に直接謝意が伝わらない方法をとったことに対して、“猟友会に直接謝るのが筋では”“辞めさせてやるからな!て言い放った本人のところに出向いて直接謝れよ”“形だけの陳謝しても何の意味もない”といった指摘が相次いでいます」
事態は、もはや最低限の“陳謝”で済む話ではないようだ……。











