かつてのレコード大賞とのギャップ

 今回の発表を受け、かつてのレコード大賞とのギャップに違和感を覚える人も多く、ネット上では「今年を代表する曲じゃなかったっけ?」「昔はレコード大賞といえば、その年を代表する曲が決まる感じがあってワクワクしてた。今はどういう基準で選ばれてるのかも分からないアーティストばかり…」

 といった声が相次いでいる。

「レコード大賞といえば、かつては“その年の最大のヒット曲”が選ばれる象徴的な存在でした。しかし近年は、TikTokなどSNSを中心に話題を集めた楽曲が目立つように。音楽の主戦場がテレビからSNSへと移行するなか、テレビで音楽を追ってきた世代にとっては、ややギャップを感じるのかもしれませんね」(前出・音楽ジャーナリスト)

 また、紅白出演アーティストが発表されたときと同様、昭和・平成世代の“おじさん”たちからは「何もわからんのだが」「勉強になります」「ほとんど知らない人たちばかり。読み方もわかりません」

 といった声も相次いでいる。

 賛否渦巻く今年のラインナップの中、果たしてどのアーティストが“今年の顔”に選ばれるのか――。