ファンのもう1つの心配
B’zは現在、大規模なドームツアーの真っ只中にあり、12月21日『京セラドーム大阪』でのファイナル公演を目前に控えている。さらに、来年2026年4月からは全国アリーナツアーの開催も決定したという。
ファンの脳裏をよぎるのは、今年6月に松本を襲った体調不良の記憶だ。
当時、公式から詳細な病名は伏せられたものの松本からは「今回は大事を取って出演を断念しました」と活動の一時制限が発表され、松本の健康状態を心配する声が駆け巡った。その後、ステージに復帰し、現在ドームツアーでは衰えぬパフォーマンスを披露している松本だが、60代半ばという年齢を考えれば、この超過密日程は決して楽観視できるものではない。
開催される『SGCホール有明』の収容規模は最大約5000人。2日間の公演を合わせても、総動員数は約1万人にとどまる。B'z PARTYの会員総数は明らかにされていないが、過去のドームツアーで数十万人を動員してきた実績や、ファンクラブ限定イベントの競争率の高さを踏まえると、今回の応募者数は収容可能人数を遥かに上回ることが予想される。
ドームやアリーナと比較するとコンパクトなキャパシティであるが、その分ステージとの距離が近く「濃密なライブ空間」になることが予想される。当選したファンにとって忘れられない特別な一日となりそうだ──。











