左からtimeleszの原嘉孝、寺西拓人、元Jr.の森継亮太、茶髪でキャップをかぶり、今とはまるで別人のSnowManの目黒蓮(2017年10月)
「フジとしても恒例行事だったカウコン中継も選択肢にあったはずですが、条件面などで折り合いがつかなかったのでしょうか。一方のSTARTO社としても、ジャニー喜多川氏の問題をめぐって各局が“手のひら返し”の態度を示したことで、各局との関係にも変化が起きているように見えます」(前出・芸能ライター、以下同)
かつてテレビ局とは主な取引先だったSTARTO社を含む音楽系の芸能事務所だが、コロナ禍以降から新たなコンテンツ、プラットフォームへの移行が見受けられる。特に新ビジネスとして定着しつつあるのが、ライブやコンサートのネット配信事業だ。
「出ることに意義」の紅白にメリットない
「テレビから支払われるのは一定額の放映権料ですが、サブスク形式のネット配信では得られる利益も無限大です。コロナ禍、そしてジャニー氏問題で敬遠されている間に、STARTO社も配信事業におけるノウハウを熟成させ、更なる利益をもたらすNetflixといった配信会社とのタッグを優先しているのかもしれません。
Snow Manによる大晦日のYouTube生配信も今年で3年目。注目された紅白出場も、現状はKing&PrinceとSixTONESの二組のみと、年齢層が高いテレビ視聴者よりもネット配信に慣れ親しんだ世代を優先するのも当然で、既に高い知名度を誇る彼らにしてみれば、“出ることに意義がある”紅白にもはやメリットは少ない。
嵐ラストツアーも生配信の準備を進めていると聞きます。2026年は野球世界大会『WBC』をはじめ、他分野でもネット配信が主流となるつつある中、STARTOグループにも〈見たい人だけが見られる〉サブスク時代に突入しそうですね」
2026年はSTARTOアイドルにとって変革の年になりそうだ。











