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ー 2026年のトレンドはこれだ!

 今年も残りあとわずか、そして2026年の幕開けまであと少し。おトクとワクワクがギュッと詰まったお正月のお楽しみ、福袋シーズンの到来だ。最新トレンドからオトク情報まで2026年の「福袋」事情について、福袋の購入歴50年以上、福袋に関する情報サイト「福袋カレンダー」の管理人である、ももジィさんに聞いた。

2026年のトレンドはこれだ!

 諸説あるが、江戸時代、百貨店の前身である呉服屋が、冬の売り出しの際に反物の裁ち余りなどを袋に詰めて安価で売り出したものが起源のひとつといわれている「福袋」。

「もともと福袋は中身が見えないものが主流で、何が入っているかわからないドキドキ感や年始めの運試しといったワクワク要素が強いもの。ですが現在は“ハズレ”のリスクをなくし、確実なおトク感や自分が本当に欲しいものや使えるものだけを選びたいなど、主に若い人のニーズの多様化に伴い、中身の見える福袋へとシフトしてきています」(ももジィさん、以下同)

 さらに、異なるブランドなどが提携した「コラボ福袋」や、「日本ケンタッキー・フライド・チキンをはじめ、いろいろなカフェチェーン、コンビニなどの福袋の中におトクなクーポンなどが当たる福引が入っているなど、プラスアルファの楽しみが加わったものも顕著になってきています」(ももジィさん、以下同)

 また、「元金担保型」福袋も増えているという。

「例えば3000円の福袋であれば、3000円分以上のお食事券やチケットが入っているものを私は元金担保型と呼んでいるのですが、特にファミリーレストランやファストフードなど外食産業では、元金担保型がほとんど。店舗側にとってもお客様の来店を促せるので、お客様、店舗側双方にメリットがある福袋ですね」

 以前はファッション系が多かった福袋だが、「最近は生活応援・家計応援型の食品系福袋が主流になっています」。食品系では、なんと価格の2倍以上のお買い得福袋も! 大人気のセゾンファクトリー『2026年新春福袋』は5400円、1万800円の2コースあり、人気のドレッシングや焼き肉のタレ、ジャムなどオールスターの詰め合わせに。1月3日(時間は未定)からWebショップで販売予定です」

 他にも、「珍しいところでは、年間パスポートやお値段以上のフードクーポンなどが付いたカラオケボックス福袋や返品不可の“鬱袋”、どのおせちが当たるのか届いてからのお楽しみのガチャ系“おせち福袋”など。メガネチェーンも一斉に参入し、元金担保型の福袋を販売しています」。

 近年では福袋は年末や正月に限らず、年間を通してあらゆる時期に販売されている、とももジィさん。2026年は“福袋”で一年中ハッピーな年に!

全国の福袋情報をまとめたサイト「福袋カレンダー」を運営するももジィさん
全国の福袋情報をまとめたサイト「福袋カレンダー」を運営するももジィさん

取材・文/住田幸子