フジテレビでも同様の事例が
井田氏は事実を認め、不正に精算した交際費を返金する意向を示すとともに、取締役の辞任を申し出たという。
TBSでコンプライアンスを担当していた井田重利・常務取締役の辞任が発表された。理由は《交際費の不正な精算が判明したため》(公式サイトより)
昨今、コンプライアンスの遵守を掲げてきたTBSにおいて、その先頭に立ってきた井田氏による“不正精算”の発覚。まさかの発表に対して、世間からは「コンプライアンス担当のトップがコンプライアンス違反って、この会社終わってるよね」「めっちゃセコいしそれがコンプラ担当役員とは」「経営陣にいる人が不正どっぷりじゃあね…」など、批判の声が殺到している。
「テレビ局員による不正精算といえば、フジテレビでも似たような事例がありました。11月7日、取締役だった安田美智代氏が不適切な経費精算をしたとして、同日付で辞任を発表。安田氏は2020年以降、会食や手土産代など計約60件・100万円を経費精算した際、事実と異なる相手先や人数で申請していたといいます。本人は事実関係を認めているものの、“私的な利用はなかった”と話しているそう。
TBSの件は、不正を働いたのがコンプライアンス担当役員だったことを踏まえ、在籍期間のコンプライアンスをすべて再点検するべきだとの意見も寄せられています」(ワイドショースタッフ)
今回の件について、TBSは『ステークホルダーの皆様の信頼を裏切る、決してあってはならない行為であり、心よりお詫び申し上げます。今後、再発防止に取り組み、引き続きコーポレートガバナンスの強化に努めてまいります』としている。相次ぐテレビ局の不祥事……信頼回復の道はあるのか。











