「養殖マグロではない」すしざんまいが答えた真実
再び注目を集めている「5億円マグロ」について、詳細を尋ねるべく『すしざんまい』を運営する『喜代村』に問い合わせたところ、広報担当者から回答があった。
――新年の「1番マグロ」と通常メニューのマグロとの違いは?
「弊社が落札した今年の『一番マグロ』と通常のメニューとの違いは“初セリにて最高値で落札した天然国産本マグロ”であるということです。弊社では現状、本マグロは冷凍と生の両方を取り扱っています。冷凍であってもその冷凍から保存、解凍、提供に至るまで自社で探求し、作成したマニュアルのもと徹底管理していますので、生と同等以上の品質と味の本マグロを提供していると自負しています」
おすすめのポイントは、「鮮度の良さ」「引き締まった身質と全身にのったきめ細かい脂」「柔らかい舌触りと口の中に広がる、とろけるような脂身の甘さと旨さ」とのこと。
「5億円マグロ」を通常メニューと同様の価格で提供したことについては、こう語る。
「初競りで落札した本マグロは、これまで、どんな価格で落札したとしても、店舗では、通常と同じ価格で提供してきています。その年ごとに多少の違いはありますが、初セリに臨む姿勢として、(1)年明けに美味しい、一番いいマグロをたくさんの皆様に食べていただき、元気になって欲しい。(2)明るく、いいニュースをお届けし、日本全体を、停滞している経済を活気づけたい。という基本的な思いは毎年変わりません。なお、今年は『すしざんまい本店』がオープンして25周年という節目の年にあたることから、これまでご利用いただいたお客様への感謝と還元という気持ちも含まれています」
X上で拡散されている、前述の投稿を把握しているのか、尋ねると……。
「今回、5億円を超える本マグロを弊社が落札したことについて、激励や賞賛、ご声援の声が多数寄せられている一方、『バカげている』『ただのパフォーマンス』『売名行為』などといった心無い意見も上がっていることは承知しています。
しかし、豊洲市場の鮪の卸業社様からこうした投稿が拡散され、物議を醸す事態となっていることは、今回のご質問で初めて知りました。豊洲市場のどこの卸業社様か、そのどなたの意見かは存じ上げませんが、ネット上の匿名のコメントに対して、弊社が公式に見解を述べるつもりもありませんし、その必要もないと考えます。
なお、弊社が取り扱っている本マグロは、養殖マグロではなく、備蓄マグロです。ご承知おきください」
《すしざんまいは通年冷凍の養殖マグロしか買わない》という投稿内容は、事実と異なるものだった。
思わぬ方向から攻撃の矢が飛んできた『すしざんまい』だが、明らかになったのは商品や消費者、日本に対する熱い思いだった。











