PL学園の一員として春夏連覇の偉業を成し遂げた片岡篤史氏。もし現在の知識を持ったまま15歳に戻れるなら、どの高校を選ぶのか。自身のYouTubeで明かした、名門校の裏側を知り尽くした男ならではの“究極の進路選択”が話題を呼んでいる。
即答したのは“兵庫”の高校
第98回選抜高校野球大会の出場校発表を1月30日に控え、ファンの間でも代表校の予想が白熱しているが、かつて“最強”の代名詞だったのがPL学園だ。特に1987年、立浪和義(前中日監督)を主将に据え、史上4校目となる春夏連覇を達成したチームは伝説として語り継がれている。
その最強軍団で中軸を担い、のちにプロ野球でも日本ハム、阪神で一流の左打者として鳴らしたのが片岡篤史氏だ。1月20日、自身のYouTubeチャンネルにて「【質問】片岡は今中学3年生に戻るならどこの高校を選ぶのか?」という動画を公開。高校野球ファンの注目を浴びている。
この企画では、「今の野球知識と時代背景を持ったまま、どこの高校からもスカウトされている超有望選手」というのが前提。1987年に野村弘樹や橋本清らとともに甲子園の頂点に立った男が、現代の覇者・大阪桐蔭を即答するかと思いきや、口から真っ先に飛び出したのは、意外にも兵庫の東洋大姫路であった。
片岡氏は進路選びの条件として「まず甲子園に出られるところ。プロに行きたいとかではなく、甲子園に出られるチーム」と断言。あえて東洋大姫路を選んだのには、名将・岡田龍生監督の存在がある。
「監督が今の時代に合わせて指導を変えている」「進学率もいい」と、組織としての“進化”を高く評価。PL学園から同志社大学を経てプロ入りした片岡氏らしい、冷静な分析だ。
「片岡氏が東洋大姫路を挙げたのは、鋭い視点だと記者たちの間でも話題です。岡田監督は履正社を日本一に導き、今は母校を再建中。片岡氏はかつて軍隊式とも言われる過酷な管理野球の中にいましたが、今は選手が能動的に動ける環境を求めているのでしょう。
他にも、片岡氏は地元京都の実家から通うなら立命館宇治、選手として自信があるのであれば少数精鋭の智弁和歌山を挙げています。さらに、関東なら山梨学院だと即答。沖縄なら沖縄尚学、九州なら東筑、四国なら明徳義塾、東北なら花巻東を挙げていましたが、監督の指導方針と進学率の高い文武両道であることを重視しているのが特徴的でしたね」(スポーツ紙記者、以下同)
そんな片岡氏が憧れていたのが、神奈川の慶應高校と東京の早稲田実業。「関西育ちは早慶に対して憧れが強い。行けるなら行きたい」と語る一方で、「勉強で進級できるか不安」と漏らし、笑いを誘う場面もあった。
「全国の強豪校を即座に列挙できる知識量は、片岡氏がアマチュア野球の現場にアンテナを張っている証拠です。PL時代には2学年上には清原和博・桑田真澄のKKコンビがいて、片岡氏は清原の付き人でした。厳しい指導を求めているのは、スター軍団の中で育ったPL戦士としての矜持でしょう。動画の最後で1校に絞るとしたら『PL学園』と挙げていたことからもそれが伝わってきました」
ネット上では「片岡さんの野球愛はガチ」「結局最後にPLを選ぶところに感動。今は野球部がないけれど、片岡さんが監督として復活させてほしい」と、温かいコメントで溢れている。
2024年に中日のヘッドコーチを退団し、現在は解説者となった片岡氏。指導者よりもスカウトに向いているかも――?
















