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ー 政見放送が「推し活動画」に!?

 2月8日に投開票が迫る、“超短期決戦”の衆議院選挙。1月30日、X(旧ツイッター)上で拡散された中道改革連合の政見放送が、大きな話題となっている。

政見放送が「推し活動画」に!?

 拡散された映像は、中道改革連合の政見放送の一部が切り取られたもの。同党の共同代表である野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏の2人が並んで座り、声を揃えて「真ん中の道と書いて、中道です。中道改革連合、略して中道の候補者に、みなさまの一票を託してください。よろしくお願いします」と挨拶。その後、同時に一礼し、手話通訳者にも2人で揃って頭を下げるという内容だ。

野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏による中道改革連合の政見放送。公認サポーターアカウントが「推し活動画」へのアレンジを推奨(Xより)
野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏による中道改革連合の政見放送。公認サポーターアカウントが「推し活動画」へのアレンジを推奨(Xより)

 この映像に対して、X上では「ほとんど読経」「まるでAI動画のよう」といった声が殺到。世間の反応を受け、中道の公認サポーターアカウントも《話題になっているわれらが共同代表の政見放送。せっかくなので『推し活動画選手権』を開催します 良かったらあなたの「推し活動画」に自由にアレンジして活用ください》として、映像をさらに拡散。ハッシュタグとして、《#5爺 #おじ活 #中道いいじゃん》とも綴っている。

「立憲民主党元代表で中道から京都3区に立候補している泉健太氏も、同日にXで《熱く演説した直後の昼食時、この動画が出てきて、萌えた》と投稿しています。野田氏と斉藤氏が当初から想定していた反応ではないでしょうが、短期決戦の衆院選でひとまず話題になることは大事とも言えます」(政治ジャーナリスト)

 中道の選挙戦に関しては、新党ならではの問題も指摘されている。衆院選の比例代表では「政党名」のみが有効票とされるため、略称の「中道」や「中」「中道改革」といった中道を明らかに指す票は認められる一方で、以前の名称である「立憲民主党」「立憲」「公明党」「公明」などと記入、投票した場合は、すべて無効になる。

 各地の選挙運動では「私の名前は“中道”です」「この人の名前は“中道”です」と政党名をしきりにアピールしている中道。果たして、政見放送の“バズり”で、その名前は覚えてもらえただろうか――。