「現在、NHKでは受信料の収入が減少の一途をたどっています。このことは、1月に就任した新たな会長も目下の課題としており、1月28日の会見で“新しいIP(知的財産)の開発などに従来以上に攻めの姿勢で取り組みたい”と話しています。同じく1月に就任した副会長は、『虎に翼』の映画化について“IP利用、IP展開の一つ”だと明言しました」
これまで、NHKドラマで映画化されてきた作品は、
「2023年公開の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のような大ヒット作もありますが、どちらかというと大衆にウケるためというよりは、歴史的な事件を扱ったり、社会的な意義が理由で製作されたように思います」
ヒットが望めそうな作品を映画化
しかし、“収入減”によって窮地に立たされたからか、その傾向も変わってきているようで、
「2027年に公開予定の『虎に翼』だけでなく、2026年5月に公開予定で山下智久さんが主演を務める『正直不動産』など、わかりやすくヒットが望めそうな作品の映画化が続いています」
特に『虎に翼』においては、
「“T層”と呼ばれる13~19歳男女の視聴率が、通常の朝ドラの2倍以上だったといわれており、若年層に人気が高いドラマでもありました。また、映画館で映画を見る人の割合も、若年層が多いという最近の調査結果があります。つまり、おのずとヒットする可能性が高いことが考えられます。NHKとしては新たな収入が見込めるので、結果として伊藤さんが“NHKを救う”といったことになるかもしれませんね(笑)」
伊藤にしてみれば、そんな事情など“はて?”かもしれないけれど─。











