スクランブル化を導入しない理由
なぜNHKはスクランブル化を導入しないのか、した際に被る彼らの不利益とは。
「現在、多くの批判の声が上がっていること、ただでさえ契約件数が下がっていることからわかるように、スクランブル化されたらさらに契約率が下がることは目に見えている。NHKは受信料を財源とする公共放送なので、現在得ている年間約6000億円もの受信料収入が大幅に減る。そうなれば人員削減や番組制作費を大幅にカットせざるを得なくなる。NHKは全国に放送網を持つことが強みですが、その維持も困難になるでしょう」
スクランブル化しない理由を“公共放送”としての責務や吟侍のように説明しているが、つまりカネ。現状ですらそれが減っているので支払督促を強化します、という状況だ。
4月からの'26年度から一層強化する支払督促はどのようなものか。
「支払督促は、NHKが簡易裁判所に申し立て、簡易裁判所書記官から送られます。対象は“受信契約者”で“未払い”の者。督促を受けた者の異議申立てがなければ、差押えなどの強制執行も可能。異議申し立てがある場合は訴訟に移行します。NHK側は支払督促の前に自宅への訪問や文書の送付で《受信料制度の意義を誠心誠意丁寧にご説明》したうえで、応じてくれない場合、申立てを行うとのことです」
多くの人はNHKのことをいろいろとわかったうえで、「要らない」と言っているはずだが……。
NHKが発表した最新'24年度の決算によれば給与による支出は1,096億円。それを職員数で割った“NHKの平均年収”は1077万円となる。

















