ネットマーケティングに詳しい広告代理店営業担当者の話。
「今回、WBC視聴が初めてサブスクリプションになることで、世帯視聴率で軒並み40%台を叩き出した前回大会のように、全世代の視聴者層を取り込んで盛り上がるというよりも限られた有料契約者、熱心な野球ファンだけの娯楽に成り下がることが懸念されています。
そこで幅広いファン層を持つ国民的アイドルに白羽の矢がたった。“ニノが出るなら”と契約に前向きになる主婦層もいるでしょうし、結果、ライト層を取り込むことでWBC を通じて野球に興味を持つ子どもが増えるのであれば、これからの野球界にもプラスになると思います」
そして二宮だが、決して“にわか”とは言い切れないのだ。
小学生時代には学童野球チームにも所属し、将来の夢は例に漏れず「野球選手」だった二宮。2025年8月には、千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合で始球式に臨み、東京ドームのマウンドから見事なサウスポー投球を披露している。
WBC2023での侍ジャパンの快進撃も、テレビで連日の熱戦を見守ったようだ。自身のXで投稿した【迷子の高橋君最高だったな。】とのポストもバズった。
二宮と侍メンバーとの“縁”
メキシコとの準決勝が行われた2023年3月20日のマイアミ、先発の佐々木朗希投手(24、ドジャース)に打球が直撃したことで急きょブルペン入りを命じられたのが、チーム最年少でベンチ入りしていた中日ドラゴンズ・高橋宏人投手(23)。
ところが外野のブルペンへ向かったものの扉が開かず、勝手がわからない右腕はオロオロ。その後、スタッフのお迎えで無事にブルペン入りできたのだが、この高橋投手の“迷子”シーンの一部始終が中継に乗ってしまい、二宮も思わず反応したわけだ。しかし、この“縁”はこれだけに終わらない。
前出の野球担当記者が“その後”を明かす。
「優勝後にシャンパンファイトで祝杯をあげた侍ジャパンですが、高橋投手は輪の中に入れずに遠巻きから水を飲むしかなかった。アメリカでの飲酒は21歳からで、当時の彼は20歳だったんですね。これを知った二宮さんは、侍ジャパンメンバーが帰国した後に高橋投手宛てで中日球団にシャンパンを贈ったのです。
すると翌4月の初登板時に高橋投手が自身の登場曲として選んだのが、二宮さんが歌う『それはやっぱり君でした』。おそらくはシャンパンのお礼だったのでしょう。高橋投手も“いろんな縁を感じたので、何かでつながれたら”と話しています」
冒頭の宮崎キャンプ。ブルペンで投球練習に打ち込む投手陣を真剣な眼差しで見守った二宮。その視線の先にいたのは前大会よりも、大きく成長した高橋投手だった。

















